yippee444’s blog

素敵な人生の一ページとなるために

言えなかった言葉

顔から火が出るほど恥ずかしい思いでこれを書いた
小説を書くのは、日本橋の真ん中で
裸で大の字になって寝てるようなものだ
そう言った小説家がいた
まさにそんな感じ

今は、ヘルパーさんや訪看さんに支えられて、自宅で生活している
それまでは、両親が全て介護してくれていた
とりわけ母は、全てを捧げて介護してくれた
その大変さは、言葉では絶対に表すことはできない

調子が悪くて、真夜中に何度か起こすことがあった
そんなときでも、母は一度も嫌な顔をすることはなかった
悪いと思う気持ちで一杯だった
そういう自分が悔しかった
そんなとき知ったのが
良いことはもちろん
どうしようもない辛いことにも感謝して生きろ
それからは、母にいつもありがとうを言うようにした
ときには文句を言うことだってあった
そんなときでも、こころではいつも感謝していた

でも、言えなかった言葉がある
面と向かうと、どうしても言えなかった言葉
かあちゃんの子供に生まれて幸せだったよ

母からは、どんな宝石よりも輝く宝物をもらった